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2024/01/23

歯周病のリスクが上がる生活習慣とは?歯磨き以外でも注意すべき行動

歯周病のリスクが上がる生活習慣とは?歯磨き以外でも注意すべき行動

歯周病は「国民病」と称されるほど罹患割合が高く、30代で3割、40代になると半数の人が進行した歯周病であるとされています。炎症が軽い段階の歯肉炎まで含めれば、40代の約8割が歯周病です。このように罹患者も多く、よく知られている病気ではあるものの、たかが口の中のことと侮ってはいけません。歯周病は、歯を失う原因のトップであり、心筋梗塞や脳梗塞・糖尿病などの命に関わる病気の引き金になることも分かっています。

そんな恐ろしい歯周病ですが、歯磨きをしないことだけが歯周病になる原因ではありません。実は日常生活にも、歯周病になるリスクを高める行為があるのです。今回は、歯周病のリスクを上げる生活習慣について、詳しく解説していきます。

何気ない生活習慣が
歯周病のリスクになっているかも

歯周病になってしまう理由として、大きく3つの要因があります。

【歯周病を引き起こす3つのリスク】

1. 口腔内の要因
(歯垢・歯並び・歯みがき・嚙み合わせ・歯ぎしりなど)

2. 環境の要因
(ストレス・喫煙・飲酒・食生活・不規則な生活など)

3. 宿主の要因
(年齢・人種・持病・遺伝・肥満など)

歯周病を引き起こしやすいリスクが重複することで、歯周病発症の危険性が高まります。ここからも分かるように、ただ歯磨きをしていれば歯周病にならないかというと、そうではないのです。普段気にもとめないような何気ない生活習慣が、歯周病のリスクを高めている可能性があります。

食生活・喫煙・ストレスには
気をつけよう!

歯周病を防ぐために気をつけたい生活習慣が、食生活・喫煙・ストレスの3つです。

食生活で気をつけたいのは、長時間かけてのだらだら食べです。間食が多いと、飲食物に含まれる糖分をエサとして口の中の細菌が増殖し、歯周病の原因となる歯垢が作られます。また、食事中はよく噛むことを心掛けましょう。柔らかい食事ばかりで噛む回数が少ないと、唾液の分泌が減ってしまいます。唾液には自浄作用があり、お口の中をきれいにしてくれる効果があるためとても大切です。就寝中は、この唾液の分泌が減少するため、寝る直前の食事や間食も避けた方がよいでしょう。

喫煙は、タバコの煙を口の中の粘膜などから吸収し、一酸化炭素やニコチンが原因で歯ぐきを弱らせることが分かっています。また、歯にタバコのヤニが付着することで、ざらついた歯に汚れや菌が付着しやすい状態になります。しかし、禁煙で歯周病リスクは下げられるため、歯周病で大切な歯を失わないためにもタバコは早めに止めるのが一番です。

ストレスも歯周病との関連があり、主な理由として、交感神経が優位になることで唾液の分泌が減ってしまうためとされています。また、ストレスにより歯ぎしりをするという人もいるでしょう。歯ぎしりをすることで歯周病になるわけではありません。しかし、歯周病があった場合、歯ぎしりをすることで歯ぐきに負担がかかり症状が治りにくい・悪化しやすいなどの影響を与えるため、注意が必要です。

口腔ケアにプラス!
生活習慣への意識も大切

口腔ケアは、歯周病対策の基本です。口腔ケアの見直しや、定期的に歯科検診に通うことで、歯周病リスクをかなり減らすことができます。しかし、歯周病対策の全てというわけではありません。

毎日の歯磨きに加えて、普段の生活習慣にも目を向けることも大切です。特に食生活・喫煙・ストレスには十分注意し、生活を見直してみるとよいでしょう。