「血糖コントロールの悪い患者でも、歯周病を治療すると血糖値が落ち着くことがある」(口腔外科学博士・ブライアン・L・メアレー博士)。歯周病と糖尿病が互いに悪循環を招く関係にある、と指摘する研究者の言葉です。
 
 
つまり、歯周病を治療することによってこの悪循環を断ち切れば、糖尿病の患者さんは血糖値のコントロールが楽になるということになります。日本でも糖尿病の患者さんは年々増えており、現在では人口の約4〜6%が糖尿病といわれています。その内約30%が口腔乾燥症、つまり潜在的に歯周病になりやすい環境をもっているということです。糖尿病をわずらっている方はもちろん、長く健康を維持したい方は、体の各部位の状態とともに、歯ぐきの状態管理に関心を向けることが大切といえるでしょう。