歯周病には医薬品のアセス|佐藤製薬
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歯科医インタビュー
「入れ歯と歯ぐきの良い関係」

入れ歯の土台となる、歯ぐきの健康を保つことが重要

Q1:入れ歯と歯ぐきの関係について、教えていただけますか?

関谷歯科医院院長 関谷晴彦 先生(以下 関谷先生):
入れ歯は、入れ歯をバネで支えている歯(鉤歯(こうし))とのバランスがとても大切です。入れ歯もいろいろなデザインがあり、その方の歯並びや歯ぐきに合わせて、力が分散するようなバネを選択しています。しかし、多くの入れ歯は画一的なデザインのものが多く、噛む度に沈み込み、支えている歯に負担がかかってしまうことが多いのです。そのような理由から、合わない入れ歯を使用していると残っている歯まで失うリスクが高くなってしまいます。すでに入れ歯を使用している方は、残っている歯をいかに失わないようにするかが大切になってきます。入れ歯を支えている歯、残っている歯の健康を保つためには、土台となる歯ぐきの健康を保つことが、とても重要なのです。


Q2:入れ歯を支える歯や、歯ぐきの健康を保つためには、どうすればよいでしょうか?

関谷先生:
患者さんが最も気を遣っていただきたいのは、日々のお手入れです。残っている歯のセルフケアは欠かせません。特に入れ歯を支えている歯を中心に、念入りにブラッシングして汚れを落とすことが大切です。普通の方よりも歯が少ない方のほうが、ブラッシングに時間がかかると思っていただいたほうが良いです。なぜなら、両サイドに歯のない“孤立歯”の場合、360度すべての面を念入りに丁寧に磨く必要があるからです。これ以上歯を失わないためにも、ここは頑張って頂きたいですね。
もちろん、残っている歯の健康のためには、歯ぐきの健康を保つことも重要になってきます。歯周病を発症すると入れ歯を支えるための歯を失うリスクが高まってしまうので、歯ぐきも意識してセルフケアすることが大切です。


Q3:歯周病の予防、また緩和するにはどうすればよいでしょうか?

関谷先生:
定期的に歯医者さんに行かれていない方は、まずは歯ぐきの健康状態をみるためにも歯医者さんの検診を受けてみましょう。歯ぐきの状態や口臭など歯周病の症状がないか診てもらう、またすでに歯周病になっている方は治療することが第一歩ですね。入れ歯を支えている歯を健康に保てば、入れ歯を作り直す必要も少なくなり、長く快適に噛むことができますよ。


Q4:入れ歯のケアに関してお聞かせください。

関谷先生:
残っている歯だけではなく、入れ歯自体のお手入れも欠かせません。入れ歯と、支える歯の両方の汚れをきちんと取ってあげることが最も重要です。入れ歯を支える歯と入れ歯の間には、どうしても汚れがつきやすくなります。また、入れ歯も普通の歯と同じで、プラークや歯周病の原因菌などが付着します。これを放置しておけば、口臭や誤嚥性肺炎の原因となります。入れ歯も普通の歯のようにブラッシングしなければなりません。普通の歯ブラシでも、入れ歯専用のブラシのどちらでもいいと思います。
ただ、入れ歯は樹脂で造られていますから、研磨剤の入っているもので磨くと簡単に傷がついてしまいます。傷がつくと、そこに汚れや菌がつきやすくなります。入れ歯のブラッシングには「研磨剤の入ってない抗菌効果のある歯磨剤」を使うことをおすすめします。

Q5:日々のケア以外にできることはありますか?

関谷先生:
入れ歯も普通の歯と同じで、毎日ケアをしても、プラークは少しずつ付着してしまいます。3か月に1度くらいはクリニックに行き、プラークを除去してもらうと良いですね。残っている歯のチェックとクリーニングをする意味でも、定期的に歯医者さんに行くことをおすすめします。





関谷歯科医院院長
関谷 晴彦
Profile
1983年:日本大学歯学部卒業
1988年:八王子にて関谷歯科医院開設
1991年:中野区へ移転開設
▼日本臨床インプラント研究会所属
▼日本非抜歯 矯正研究会所属

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